『あっというまにお金は無くなるから』レビュー企画

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いい本に出会えた‼︎

『あっというまにお金は無くなるから』は佐藤舞(サトマイ)さんによる2冊目の著書です

なぜお金があっても不安が消えないのか、その原因が

「十分に『依存』できていないから」と本書には書いてあります

これだけでめちゃくちゃ興味が惹かれますし、内容も面白く、サクサク読み進めることができました

たとえお金がなくなっても「他の資本」で戦え

この見出しは本カバー裏に書いてある言葉です

世の中にはお金の稼ぎ方や投資本など様々な本、情報が溢れていますし、僕も何冊も読んだできました

節約方法や投資、取り入れらるものは取り入れ、うまく出来たものもいくつかはあります

しかし、それでもお金の不安というものは付き纏っています

では、また新しい情報を取り入れ、お金の増やしかたを学べばいいのかというとそれも違う気がしていました

そんな中で本書を読んで、納得することが多数ありました

まず、資本をいくつかに分類する

  1. 知識やスキル(人的資本)
  2. 健康な心身(健康資本)
  3. 自由に使える時間(時間資本)
  4. 良好な人間関係(社会関係資本)etc.…

このように資本というのは多岐に渡ります

お金だけに頼らず、いくつもの資本を使って生きられる状態を作る

それが自立と定義されています

確かにお金だけあっても、健康でなかったり、時間がなかったりしたらお金の力を発揮出来ませんし、お金だけに依存していた場合、お金を失った時に生きていけません

それは何もモノが買えないということではなく、お金があるからという理由で保っていた自分という存在意義がなくなってしまいます

人的資本があればそのスキルを活かし、また稼ぐことができますし、心が健康であればお金がなくなってもまた一からやり直そうと考えられるというわけです

新NISA貧乏は日本人だから?

新NISA貧乏は日本人だから?というのは僕が本書を読んで感じた感想です

本書には、不安を具体化すれば行動につながると書かれています

不安の正体がわからないらか動けない、具体的な対策が立てられないというわけです

そして、日本人は「いざ方向性が明確になれば、長期的にコツコツ積み上げる力に優れている」

本来日本人は優秀なはずなのに、その能力を発揮出来ていないのは単に自信がないから

この考えはものすごく納得出来ます

確かにひと昔は株や不動産の暴落を受け、貯金こそが正義という時代もありました

それが正しい道とわかれば(信じれれば)、日本人はその道を地道に進めるのだと思います

つみたてNISAから新NISAへ投資非課税枠が増額され、株高の恩恵もあり、新NISAでインデックス投資、ドルコスト平均法で積立!という再現性が高い資産形成ができる時代になりました

資産がこんなに増えるならと資産形成の方向性が明確になったため、増えない現金をできる限り、それこそ生活費を削ってまで投資に回すというNISA貧乏が誕生したのではないかと思います

貯金が良しとされていた時代にはコツコツと貯金に励んでいた、その反動というか信じられる道が貯金から投資へ移行したのだなと感じます

心理的資本は鍛えることができる⁉︎

たとえお金がなくなっても、めげずに行動し、それまで以上に稼げるようになる!

金融資本以外の資本があれば可能な話なのだと本書を読んで思いました

お金がなくなり、そこからどう立ち直っていくかを想像した時に自分の中で一番気がかりなのが、

そんな状況で頑張れるか?ということです

お金を失った状況を想像すると、元気などないでしょうし、無気力で鬱になっているかもしれません

しかし、そんな時に力を発揮するのが心理的資本です

これは自分ならなんとかできる!という根拠のない自信ともいえるのですが、この根拠のない自信はとても大事です

心理的資本は「自分に近い誰かの成功を見る」や「小さな成功体験を積み重ねる」などの経験を積むことにより、体力や筋力と同じように鍛えることができるといいます

知識やスキルといった資本を活用するためにも土台となる心理的資本を鍛えることは重要です

日々の生活の中にも小さな成功体験を積み重ね、自分は出来るという自信、これは心理的資本を鍛えているんだと言い聞かせてめんどくさいことや苦手なことに立ち向かえるのではないでしょうか?

まとめ

お金の不安を取り除くために、お金以外の資本を持つ

資本形成において、「卵を一つのカゴに盛るな」という格言がありますが、

その言葉は様々な場面にも効いてきます

人間関係のコミュニティは3つは持てと言われます

3つあれば、一つのコミュニティが辛くなっても他に逃げれますからね

言われてみればその通り、「卵を一つの…」という言葉も知らないわけではなかったのですが、

こうして様々な研究結果や筆者の体験、理路整然と説明されてみると自分が知っていた知識でも他の知識とやっとくっついて、腹落ちすることができました

本書はお金持ちもそうじゃない方にもおすすめです!


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