不動産投資をやってみた
約5年前の2015年に不動産投資をやってみようと思い立ち、全くの無知のまま新築マンションを購入し、2021年にマンションの売却が決まったので、備忘録とあまりないとは思いますが、私のように無知のまま不動産投資を行なっていく方へ警鐘の意味を込めて書いていきたいと思います
不動産を購入
私は新築マンションの分譲投資を行なってみたのですが、購入に関しては特に難しいことはなく意外とすんなりと購入に至ることができました
不動産投資のメリットとして下記のようなことが挙げられと思います
- 銀行から融資を受けられる
- 家賃収入を得られる
- 家賃収入で銀行への返済を行える
- 売却益を得られる
では自分の場合はどうだったのか
1.銀行からの融資を得られる
これはマンションを販売している業者の紹介されるをされるがまま銀行へ赴き、手続き等を行いました
これについては他の銀行と比較検討したわけではなかったため、金利面で損していた可能性もあります
皆さまにおいては他銀行との比較検討を行うことが必須かと思います
販売価格3000万円の分譲マンション購入に対し、35年ローンで2950万円の融資です
2.家賃収入を得られる
銀行からの融資、つまり借金を背負った私は単身者ということもあり、迷惑を掛ける家族がいる訳ではないので大丈夫と思う反面、精神的に頼れる人がいなくその金額の大きさから少し寝込んでしまいました
そこで私が頼ったのがサブリースです
これは、サブリース業者に手数料を払う代わりに賃貸の一切を任せることです
入居者が例え居なくても家賃補償をしてもらえるメリットがある反面、契約内容をサブリース業者の都合で変えられてしまうというデメリットもあるようです
私の場合は特にそういうことはなく、5年間ずっと同じ業者に任せっきりでした
これも自分が精神的に安心したいことと、大きな借入金から少しでも目を背けたいと考えたためでした
内容的には概ね以下のような内容です
- 家賃:128,000円
- サブリース手数料:32,000円
- 手取り:96,000円
3.家賃収入からローン返済を行える
この家賃収入を私の場合は全部返済に回していました
なので、売却に至るまであまり金銭的に有り難みを感じたことはありませんでした
早く売却してしまおうと考え続けたことはこういうこともあったと思います
4.売却益を得られる
これに関しては今年売却に至る際に、借入金より少し低い金額で売却することにしました
それ以上での金額を提案してもらうことがなかったためです
売却金額がほぼ借入金と同額だったため、その金額から現在の返済残高を引くと、その金額は約5年間で得た家賃収入分となります
家賃収入全額を返済に充てていたからですね
概ね以下のような感じです
売却金額:2,930万 ー 借入残高:2,540万 = 390万円
儲けが出た!とぬか喜びしていたのですが、ここから売却にあたっての仲介業者への支払い約100万円
また、マンションの販売価格と銀行からの借入金の差額は自分が出しているので、その分の約100万円
固定資産税分の支払いで少し自分で補填しなければならなかったことがあり、その分が60万円
その他エアコン代や諸々の経費を考えると全く儲けなどありませんでした
むしろ赤字…
高い勉強代となりました
今後、不動産投資振り返り企画としてもう少しデメリット部分を綴っていきたいと思います
若かったとは言え、自分でもよく無知のまま始めようと思ったものです…
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